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カメラと写真について

ペンタックスMEの高倍率ファインダー  

ペンタックスMEの高倍率ファインダー

 0.97倍ファインダー像を高倍率と記せば、すこし大げさに思うかもしれませんが、
同時代のカメラのほとんどが、
 0.9倍に満たないファインダーを有するものばかりだったころには十分に
高倍率であったのです。
 かの、オリンパスOM1,2でさえ0.92倍ファインダー像なのですから。

 MEの0.97倍と、OMの0.92倍。数字としては僅かの差でしかありません。
この僅かの差というのは、実は人の
感覚器を通すとかなりの違いを感じるという事はご周知の事と思います。
 今回は、実機をお持ちでない皆様方に画像にて実感をしていただきましょう。
 いかに、MEがすばらしいカメラであるのかと羨望されることに間違いありません。
 
 うんぬんかんぬん記すより、早速画像を見ていただきましょう。

 何も申しません。フィルム面に写される像の視野枠と像倍率の比較であります。

 その前に、ここで簡単に両者、MEとOMのファインダーの諸元をご紹介しておきます。
 ME:視野率 92% 倍率0.97倍(なぜか0.95という数字もあるようだ)。
 OM:視野率 97% 倍率0.92倍。

 ここで、普段からヤフオクやら通販で中古カメラ探しが熱心な諸兄の方々には、
当然諸元の数字やら価格の数字やらに
鋭い眼差しを向けていらっしゃるゆえ、上記の数字に敏感にお気づきの点があるのではないでしょうか。

 つまり、92%と0.97倍。 97%と0.92倍、、、。

 この、いかにもライバルを意識した諸元の数字の逆転。
打倒OMという使命をかく数字にて背負わされた、
 辛辣な人生、いやカメラ生。悲しくもありますが、
それを上回る美しさを感じるのです。

さて、この数字の意味とはいったいどういう事なのか。
数字を見る限り、これでは良くても同等の性能と言わざるをえません。

はたして、この似たような数字でOMを凌駕するに至るのか、はなはだ疑問に思いますが、
それは次の画像を見てご説明に変えさせていただく事にしましょう。
 

 まずは、その前に かのMEの勇士の数々をご覧いただく事にしましょう。
MEモノクロ

ME記念写真

ME分解


 ご堪能いただいたところで、

 さっそく、ご説明画像をご覧いただきましょう。
  
 まずは、その前にMEファインダとOMファインダの
 実写による「覗いた雰囲気」を見ていただきたく思います。

 MEファインダ内
  MEファインダを覗いた状況

M-1ファインダ内
  OMファインダを覗いた状況

 OMは広い範囲を見る事ができる。 これが視野率92%と97%の違いです。

 さて、ここからファインダ倍率がどのように影響してくるのかという疑問ですが、
 先ほどから、さっそく見ていただきましょう、という画像をですね
 
さっそく見ていただこうかと 思います。

それではさっそくご覧ください。プリーズ、どうぞ、めんそーれ。

ファインダー内画像の

 つまり、MEは より大きな見た目の画像を獲得していたのです。
  疲れた あぁー。


ペンタックスMEの銘柄フォルダー  

 ペンタックスMEはオート専用カメラという事で、あまり優れた性能を有するというイメージは乏しいですが、
実はOM-1,2の小型軽量高性能を超えるべく、つまりOM-1,2を駆逐する任務を使命として与えられた、
いわば優れた刺客カメラなのです。
 その一例をご紹介いたしましょう。 
  本体裏蓋の背面に取り付けられた「フィルム銘柄フォルダー」です、、、。
  なんだ、カメラとしての性能ではないじゃないか!とお叱りの声もあるかもしれませんが。

これは、見た目OM-2と同等の造りに見えます。材も金属です。磁石にくっつきますから。
そして、フォルダーの表示範囲、つまり、くり抜かれた内寸法はOM-2は左右30mm天地29mm。
MEは左右30mm天地26.5mmと、、オイオイ、天地の寸法で負けています。
 しかし、勝負はサイズでは無いのです。ようするに、フィルムの銘柄がいかに出し入れしやすいか?
 と、いうところにMEの刺客たる理由を目撃し、瞠若していただこうかと思います。

 底板を押し込む事で隙間が約1mm開く様子。OM-2ではこんなに大きく可動しない、というか、少しは可動するが、そういう仕組みにはなっていないと思う。


  

50mmレンズのユニークなところ  

画面中央より、やや下の白い点は旅客機です。あんなところに人が100人ぐらい乗っているなんてゾッとしますわ。

 50mmレンズによるものですが、
35mmか28mmで撮影したように遠くに見えます。 
電線については70mm程度のレンズで引きつけたような感じを受けます。

電線と飛行機
    PENTAX ME 50mm ネオパン100

  ファインダーを覗いているときは、この逆に見えるのですが、これが50mmレンズのユニークなところかと思います。


一億一千百万円  

一億一千百万円です。
 写真としての見どころは、
一億一千百万円
   PENTAX ME 50mm ネオパン100
背景の格子のボケかたでしょうか。

B-3  

 平日の午前中に歯医者に行くなんて、会社勤めではそうそうできるもんじゃない。
 それをやってみる。昼からの出勤という事にしているので、歯医者帰りに弁当を買い景色の良い所で食すつもりが、
景色など見飽きたものだから、コンクリ橋桁の前に落ち着いた。


  PENTAX ME 50mm ネオパン100

 景色を見飽きたというより、コンクリの平面が珍しかったという事かもしれません。


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